先日、大阪から来た友人と食事をしました。
生まれも育ちも大阪の友人。
当たり前ですが、大阪弁です。
その友人夫婦には もう少しで新しい家族が誕生するので、奥さんのお腹は 今が一番大きな時です。
そのお腹を見て、友人は
「すごいお腹やな~」と言ったそうです。
奥さんは生まれも育ちも北海道なので、その一言がものすごく頭に来て
「誰も好きでこんなに大きなお腹になった訳じゃないよ!」と言ったそうです。
友人は奥さんがどうして怒っているか全く分からず、そのまま放っておいたと言っていました。
私は男なので 奥さんの気持ちは分からなかったのですが、私の妻が言うには
「赤ちゃんが居るから こんなにお腹が大きいのに、旦那さんの一言は あたかも堕落した生活をしていた結果太って
大きなお腹になったって言ってる感じがする」との事
言わんとする事は分かるけど、それなら「お腹大きくなったね~」とか言って欲しい」と。
妻の言葉を聞き、友人は「そうなのか~北海道の人は そうとるんやな~…」と考え込んでいました。
モチロン友人は「大きくなったね~」って言いたかったんだ!と言っていましたが…。
言葉って難しいですね。
この狭い日本で同じ日本語を話しているのに、どこか言い方が違うというか。
電話でもメールでも、自分の言いたい事が100%相手に伝わっているか?不安になる時もありますよね~。
ちょっと違いますが…
先日6歳の息子が言いました。
「パパ、12月23日はてんのおたんじょうびなんでしょ?」と。
「そうだよ、天皇陛下の誕生日なんだよ」
「てんのうへいか?天の誕生日じゃないの?」
「天って誰?」
「天って空さ…」
こんな会話をしました。
要するに息子は 天皇誕生日を 天のお誕生日(空の誕生日)と思っていたようです。
言葉の選び方や聞こえ方によって、いろいろな意味になるんだと考えさせられた2つの出来事でした。
私も沢山の方とお話しをさせて頂く事が多いので、気をつけて会話をしようと思います。
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