「年金を早くもらいたい!」と思ったら…繰上げ受給の落とし穴にご用心!
みなさんこんにちは、くま子です! 夜な夜な旦那の年金額をシミュレーションしては、「フフフ…」と未来の計画を練るのが大好きな「年金アドバイザー」です。
さて、派遣で頑張るみなさんからよくいただくのが、「年金って60歳から早くもらう(繰上げ受給する)のってどうなの?」というご質問です。
「早くもらえるならその方が得なんじゃない?」「退職後の資金にしたい!」と思う気持ち、すごく分かります!でも、ちょっと待ってくださいね。年金の繰上げ受給には、「後からやり直しができない重要な注意点」がいくつか潜んでいるんです。
今日は、申請する前に絶対に知っておいてほしい「3つの落とし穴」を分かりやすく解説します!
1. 減額された年金額は「一生涯」続く!
繰上げ受給をすると、1か月早めるごとに年金が0.4%減額(※)されます。 もし65歳からの受給を最大の60歳まで(5年間)早めた場合、もらえる年金は24%カット!
そして一番の注意点は、「65歳になっても元の金額には戻らない」ということです。一度繰り上げたら、その減額された年金額が「一生涯」続くことになります。
2. 「障害年金」が受け取れなくなるリスク

人生、いつ何が起こるか分かりませんよね。通常、病気やケガで重い障害が残った場合、若い世代でも「障害年金」を受け取ることができます。
しかし、年金を繰り上げてしまうと、「65歳になる前に万が一のことがあっても、障害年金を請求できなくなる」という大きなデメリットがあります。いざというときの命綱をひとつ手放してしまうことになるんです。
3. あとからキャンセル(撤回)ができない!
「やっぱり考え直して65歳からにしよう」「思ったより年金が少なくて生活が大変だから撤回したい」と思っても、一度提出した繰上げ請求は絶対に取り消せません。
また、繰上げをすると「国民年金の任意加入(過去の未納分を払って年金を増やすこと)」や「保険料の追納」もできなくなってしまいます。
まとめ:繰上げ手続きの印鑑を押す前に、じっくりシミュレーションを!
繰上げ受給は「早く現金が手に入る」というメリットがある反面、一生涯の減額やリスクと引き換えにする制度です。
「自分の生活費にはいくら必要なのか?」「派遣のお仕事を少し抑えつつ65歳まで働く方法はないか?」など、一度立ち止まって計画を立ててみることが大切ですよ。
「自分の場合はどうなるのかな?」「派遣で働いた分、将来いくらになる?」など気になった方は、ぜひシミュレーションしてみましょう!
しっかり知識をつけて、後悔のないワクワクする未来をつくっていきましょう!
(※1962年4月2日以降生まれの方の減額率です)